ブギスで現地社員尾行
シンガポールはブギスという街で、現地社員を尾行した事例をお伝えします。
依頼者は現地でビジネスを行う日本人経営者からでした。
「雇っている社員が不正を行っている可能性があるので調べて欲しい」との事でした。
シンガポールでビジネスを行う場合、現地人を雇う例は少なくないですが、今回のように不正を行う事例も少なくありません。真相を探るべく調査を開始しました。
経費の不正利用が発覚
今回、この男性社員に掛けられた疑惑は経費の不正利用でした。
私用で利用した飲食店の料金などを会社名義で領収書を切っているのではないかという疑いです。
今回はこの社員の仕事外の時間や休日などを張り込みました。
するとある仕事外の日の夜、オーチャードロードのある高級レストランに友人を招き、2軒目に現地のホステスのお店を訪れたターゲット一向。明らかにただのプライベートの飲食にも関わらず、なんと2軒とも会社の名義で領収書を切っていたのです。
以前から犯行が行われていた？
調べを進めたところ、ターゲットは以前からこういった経費の不正利用を繰り返しており、今回の証拠をもとに事実を確認すると、犯行を認めました。
被害額、損失額もかなりの額であることから、現在は損害賠償の請求を行う為、依頼者の企業が現地弁護士と組み裁判の準備を進めています。
