日本から幹部のカラ出張調査
日本人の幹部を調査した事例をお伝えします。
依頼者は日本に本社を置く企業の社長でした。「社員がシンガポールに出張に月1回行っているとのことだが、実際には現地に行かず経費だけ搾取しているのではないか」といったご相談内容でした。
いわゆる、「カラ出張」です。もし本当に行われているならば、企業にとって大きな損失です。真相を調べるべく、この社員の行動を追いました。
日本からシンガポールへ飛行機同乗尾行
今回、ターゲットの予定はあらかじめ会社側に把握されていました。
出張予定日当日、ターゲットの自宅前で張り込み。家を出たターゲットは、そのまま飛行機に向かいシンガポールに向かいました。
トラストジャパンの調査員も飛行機に同乗し、ターゲットを尾行。
そして現地のホテルに向かいました。
ところが、当日、翌日、翌々日と取引先と面会する様子は無く、ガールフレンドと思われる現地の女性と遊び呆けている様子のみでした。これらは全て、弊社がカメラに収めました。
カラ出張を明らかに
後日、ターゲットがこの出張の経費を会社に請求したところで、不正は確実なものとなりました。
会社側から、実際は仕事ではなく私用で行っていたことを問い質すと、ターゲットは自白。
その後、免職となりました。カラ出張は、いつのシンガポールの企業トラブルでも度々報告されます。野放しにしておけば、企業の損失は広がるばかりです。トラストジャパンが調査にご対応致します。